特別演習(北大非常勤)の発表会 @美瑛町
4月の宿泊研修にはじまり、座学の授業に加えて、2泊3日の現地フィールドワークを2回、提案作成のための複数回の個別指導を経て、12月10日に美瑛町役場での発表会。10月から福岡に移ってしまったこともあって充分ではないところもありましたが、なんとか完了することができました。
このボリュームで、しかも通年なので、最後まで学生さんがついてきてくれるのかヒヤヒヤでしたが、頑張ってくれました。2回フィールドワークを行ったとしても、そこで知ることができるのは、やはり地域の一部でしかないし、限られた時間での提案作成。でも、一人一人が美瑛のことに親身になって、自分なりに現実にぶつかっていったのではないかと思います。
発表会には、町長、副町長をはじめとし、関係部局の方々がたくさん参加していただき、厳しくも温かくコメントしてくださいました。現状と違っていると考えれば「それは違う」、そう意見を言ってくださるということは、本当に真剣に一つの提案として聞いてくださった証。そこからがはじまりなんだよな…と自分の経験も振り返りつつ、改めて考えさせられました。そして、ぜひプロジェクトに関わって欲しい、別途話を聞かせて欲しい…というようなオファーを受ける学生さんも。
でも、私の中で特別演習に携わっていて何よりも嬉しかったのは、フィールドワークが面白かった!と言ってくれたこと、フィールドワーク以外に個別に美瑛に調査にいった学生さんが、本当に美瑛を好きになってくれたこと。美瑛がそれぞれの特別な場所になったらいいな、と思います。
個別指導やフィールドワークを一緒に行ってくださった先生方、発表会に弾丸ツアーで来ていただき講評をしてくださった先生方、お疲れ様でした。
そして何より、美瑛町の方々の懐の深さに感謝です。